那覇空港から約1時間半、読谷(よみたん)村に「残波岬」はあります。
白い大きな灯台があるので、知っている方も多いのではないでしょうか?
万座毛ほど観光客もいるわけではなく、灯台以外に何かあるの?と思われる方もいるかもしれません。
実は残波岬、朝から夜まで、大人から子供まで楽しめるスポットなんです。
朝から・・・というとちょっと大げさかもしれませんね。
正確には明るい時間(昼間)から暗くなる時間(夜間)までかな^^
今回はそんな意外にも?遊べる「残波岬」周辺をご紹介したいと思います!
目次
残波岬とは
沖縄本島の中部、読谷村にある東シナ海に面した岬です。
高さ約30mの断崖絶壁が約2kmも続いて、その景色はとても雄大で力強さを感じます。
特に夕陽の絶景スポットとして有名で、多くの写真家の方々が、ここの夕陽は素晴らしいとコメントしています。
また、海岸線が自然のまま残っている残波岬周辺は、沖縄海岸国定公園にも指定されていています。
残波岬は沖縄の海の印象と違って、波が穏やかな時は静かですが、波風の強い日は岩に打ち付ける波が荒々しく、いわゆる「ざっぱーーーん」という感じです(笑)
釣りやダイビングのポイントとしても有名ですが、流れが強く、水深が深いところもあるので上級者向けのポントです。
岬の先端には灯台があります。
灯台周辺には遊歩道が整備されているので、車椅子やベビーカーでもOKです。
でも遊歩道以外の場所はゴツゴツの岩場だらけ。
サンダルやヒールなどでは歩きにくいしケガの危険もあるので注意しくてくださいね。
また、柵のないところが多くて、海の真下が見える位置まで行くと・・・かなり怖いです。
柵があっても乗り越えて岩場に立っている観光客もいますが、見ているだけでハラハラします。
残波岬周辺は「残波リゾート アクティビティパーク」
以前は「残波岬いこいの広場」という施設名でしたが、「残波リゾート アクティビティパーク」にリニューアルされました。
以前のいこいの広場よりも施設も充実しています!
岬の先端には、残波岬灯台があり、アクティビティセンター付近には巨大遊具が設置されているキッズエリアや、ふれあい動物広場、琉球忍者ショーなどを楽しめる施設があります。
それぞれ施設をみてみましょう^^
残波岬灯台
残波岬灯台自体は観光スポットとしても有名です。
高さが31mあり「登れる灯台」です。
日本には灯台はたくさんありますが、登れる灯台は残波岬灯台を含め16基だそう。
ちなみに沖縄では、残波岬灯台以外に、宮古島にある「平安名埼(へんなさき)灯台」も登れます。
灯台に登るには、参観寄付金として200円が必要です。(中学生以上)
入場料ではなく寄付金となっていますね。
階段は狭くてかなり急です。
小さい子供は無理かも・・・。
うちも子供には無理と判断し登りませんでした。
私だけは以前、この灯台に登ったことがありますが、苦労して登った人には絶景のご褒美が待っています!
灯台から見た南側
西側
天気が良い日は慶良間諸島までみることもできるので、大人だけや体力に自信ある方は是非登ってみてください~^^
キッズエリア
以前は大きな船と、コンクリートの滑り台しかなかった子供用遊具。
ここに新しくブランコや複合遊具ができました!
沖縄にはたくさんの公園がありますが、公園の規模というか遊具の充実度はすごいですね。
ここの公園もそれなりの大きさの遊具があり、子供たちが楽しく遊べます!
特にすごいと思ったのは、0才~3才未満の子供を遊ばせれるスペースがあること。
スペースの床はクッション素材でフカフカ!
なので転んでも大丈夫です!
スペースの外周には柵も付いているので、歩き回る子供がどこかへ行ってしまう心配もなく、安心して遊ばせることができます。
ふれあい動物広場
アクティビティセンター横にヤギなどが飼育されている広場があります。
エサを購入してヤギたちにあげることができます。
エサやり体験に子供たちは大喜びでした。
エサやり体験は1回150円でできますよ。
レキオスシアター(劇場)
こちらのレキオスシアターでは「琉球忍者ショー」や、地域芸能団体のパフォーマンスを見ることができます。
本土の忍者ショーと違い、トゥンファーやヌンチャク、サイなどの琉球の武器を使用し、空手・古武道の技を取り入れた「琉球武術」が見られます。
忍者たちがカッコいいアクションを披露したり、ショーの前には、忍者体験(手裏剣打ち)など参加者も一緒に忍者と楽しめる内容なので、子供も大人も一緒に楽しめますよ。
特に男の子は楽しめるんじゃないかと思います^^
レキオスシアター
大人:2,500円 小学生まで:1,000円
毎日19時開場、19時15分開演(毎週月曜日定休)
レキオスシアター in 残波琉球忍者ショー
https://www.ashibi-ent.com/lequios-theater/
BBQが楽しめます!
ここではBBQスタイルが4つもあり、利用者のスタイルに合わせて選べます。
BBQに必要な道具から食材まで全て準備してもらえるうえに、セッティングや下ごしらえなどの準備や後片付けも全てスタッフさんがやってくれるという至れり尽くせりで、BBQが楽しめるんです。
これはすごく楽チンで、ありがたいですね。
BBQをしながらサンセットをみて、満天の星空の下で飲んで語って・・・
もう最高ですよ!(笑)
また、小さい子連れでBBQをするなら、キッズエリアに隣接しているパークサイドBBQがおすすめです。
小さい子供がいると、ママはBBQってあまり楽しめませんよね。
自分が食べたいのに子供のお世話でなかなか食べられなかったり、子供の動きを気にして会話に参加できなかったり・・・。
私はBBQをする度に「子供が小さいうちは楽しくない!」と何度も思いましたよ。
ここは目の届くところに、先ほどご紹介したキッズエリア(複合遊具)があるので、子供をそこで遊ばせながらBBQを楽しむことができます。
遊具があると全然違いますね。
子供がウロウロ側にいるとなかなか落ち着かないですが、子供が見える範囲で楽しく遊んでくれていると、安心だし何より超楽チン♪
ママさんはこの表現わかってくれると思いますが、重い荷物を下ろした感じですよね(笑)
他にも見どころいっぱい!
巨大シーサー(残波大獅子)
サッカー場の隣、駐車場出口の近くに、ひときわ目を引く巨大シーサー。
高さ約8メートルもある、沖縄で一番(日本で一番)大きいシーサーです。
撮影スポットにもなっていて、みなさん「大きい~!」と言って撮影しています。
記念になる1枚が撮れますよ!
泰期(たいき)の像
遊歩道の途中にあります。
この方は、読谷出身の泰期(たいき)さん。
琉球王朝時代初の進貢使(しんこうし)として中国に渡り、大交易時代の幕をあけた英雄だそう。
故郷の読谷に「商売の神様」として建てられました。
ちなみに泰期さんが指さす方向は、中国福建省です^^
泰期さんと同じポーズをして記念撮影するのがお決まりのようですね(笑)
残波ビーチ
残波岬の西側に広がる美しいビーチです。
沖合には天然のリーフ(サンゴ礁)があり、大きなイノー(サンゴ礁がある浅瀬の海)が広がる天然のビーチです。
夏には海水浴もマリンアクティビティも楽しめます。
遊泳できない期間でも、ビーチ沿いの散歩も気持ちいいですし、ここから見えるサンセットも素敵です。
また、貝殻拾いや生き物観察などもできるので子供は喜びますよ!
拝所(うがんじゅ)
残波岬には拝所(うがんじゅ)と言われる祠が点在しています。
写真は屋根付きの拝所なのですぐわかりますが、注意して見ないと気付かないような岩場の中にも聖地と呼ばれる場所がいくつかあります。
残波岬のパワースポットとなっていて、昔から地元の方も祈りを捧げる大切な場所になっています。
残波岬といえばやはりサンセットは外せない!!
残波岬で何よりも見たいものは、やはり夕陽。
もちろん昼の海や空も素敵ですが、夕陽は可能なら是非見てほしいと私も思うくらい素晴らしいです!
沖縄県内で最西端にある残波岬は、県内で最後に夕陽が沈む場所です。
時期により日没時間が異なりますので、下記サイトを参考にサンセット楽しんでくださいね。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN11/mr/yuhi/yuhi_zanpa_l.html
まとめ
残波岬がある読谷村は、70%以上の海が自然の海岸になっていて、ありのままの自然を楽しめるスポットが多く、私も大好きな場所です。
残波岬も灯台だけじゃなく、ありのままの自然をファミリーでもカップルでも丸一日楽しめる場所となっているので、是非訪れてみてくださいね!
そうそう、灯台周辺は屋根や日をよける場所が全くないので、夏場は日傘や帽子、日焼け対策は必須ですよ^^
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