「海中道路」からの島めぐり。
海中道路を通って、平安座島(へんざじま)~浜比嘉島(はまひがじま)~宮城島(みやぎじま)を巡ってきました。
その記事はこちら^^
今回は海中道路から行く最後の島、伊計島(いけいじま)をご紹介します。
目次
サトウキビ畑と美しいビーチが特徴「伊計島」
伊計島は、周囲約7km、人口約300人ほどの小さな島で、見渡す限り、サトウキビ畑とタバコ畑です(笑)
1982年に宮城島との間に「伊計大橋」が完成したことで、本島と陸続きになりました。
スポット1 伊計大橋からの眺めは島の中で一番の絶景
宮城島から伊計大橋を渡る手前に数台の駐車スペースがあります。
そこから橋のほうに向かって歩いていくと、橋の入口にシーサーがいます。
ここからの眺めがなかなか素敵で、撮影スポットにもなっています。
離島の海は、ほんとうに綺麗なブルーなのでとても癒されます・・・。
スポット2 水質抜群の人気ビーチ「伊計ビーチ」
島に入ってすぐ左手に伊計ビーチはあります。
伊計島で一番にぎわっている場所です。
砂浜はきめ細かく、海も透明度が高いので、けっこう人気のあるビーチ。
シュノーケリングをしている人も多くいます。
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ガラスボートやアクアバイク、バナナボートなどマリンスポーツも豊富です。
ビーチには、コインロッカーやシャワー、更衣室などの設備も整っているので安心。
また、食堂やパーラー、貸し出し品も多いので、快適に遊べます。
ただ、ここは有料ビーチで、利用料が必要になります。
大人400円、小学生300円です。
スポット3 リゾート化されていないもう1つのビーチ「大泊(おおどまり)ビーチ」
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伊計ビーチほどメジャーではない、おすすめビーチが「大泊ビーチ」。
人も少なめで、より離島感、プライベート感を味わえます。
大泊ビーチは、サトウキビ畑の中を走って、伊計ビーチより約10分ほどのところにあります。
ここはまだリゾート化されておらず、伊計ビーチよりも静かなビーチ。
約600mもあるロングビーチは海の透明度も高く、砂浜も超さらさら!
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伊計ビーチよりも海の透明度は高く、ビーチも広いです。
いや、たぶん、沖縄で車で行けるビーチの中では一番透明度が高いビーチだと思います。
大泊ビーチが良いのは、自分のシュノーケルグッズを持ち込めること。
伊計ビーチは持ち込みできません。
また管理されているビーチでは駄目な事が多い、ペットとの同伴がOKなんです!
ペットと一緒に旅行をされる方にとっては、これは嬉しいですよね^^
これがちょっとネック?複雑事情のビーチ
知っている方もいるかもしれませんが、大泊ビーチは以前からビーチ管理業者同士の争いがあり、それがリゾート気分を台無しにする、と言われる方もいます。
ビーチには入口手前と奥の2つ駐車場があり、それぞれ別の業者さんが管理しています。
もともと1つのビーチなんですが、入口手前は「伊計サンシャイン大泊ビーチ」で、奥は「大泊ビーチ」という名称になっています。
そしてどちらの駐車場に停めるかによって、使えるビーチ(入れるエリア)も変わってきます。
利用客にとっては同じビーチなのに、境界線をまたぐと警告され、隣のエリアに入れません。
これが利用客にとっては気分を害するんですね・・・。
どちらに駐車しても料金はかかるんですが、手前の駐車場(伊計サンシャインビーチ大泊)は車1台500円で利用可能、奥の駐車場(大泊ビーチ)は大人500円、小学生まで300円と、人数分の料金がかかります。
伊計ビーチも有料ビーチなので、こちらのビーチも有料であっても利用者としては特に不思議ではなかったですが、境界線の件だけはネックですね。
それさえ気にしなければ、本当にこのビーチは綺麗でおすすめです!
スポット4 ちょっとした探検!?「伊計グスク」
伊計ビーチの前の道をはさんだ向かい側にある岩山が「伊計グスク」です。
グスクとはいわゆる「聖域」であり、沖縄には小さいものを入れると数百以上もあるのだとか。
伊計グスクは、規模は小さいですが、昔は中国との貿易拠点だったと考えられています。
そして昔は陸続きではなく、独立した岩山だったようです。
今は砂地で繋がっていますが、今でも満潮時は入口まで行けません。
ここへ行く場合は干潮時でないと渡れないのでご注意を^^
岩山を登る道には、黄色の手スリがある階段を登っていくのですが・・・。
周りは草木がいっぱいで、気持ちよい散策とはいきません。
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階段も急ですし、途中から手すりもなくなるため子連れや体力に自信のない方はやめておいたほうがいいです。
山頂まで行くと、二の郭『伊計城之殿』という拝所があります。
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さらにその先には主郭である『城内之イベタケキヨラノ御神』という拝所があるんですが、たくさんの草木が生い茂っていて、道がわからないくらい・・・。
ハブでも出そうで、先に進むのはかなり勇気がいります。
でもその辺りには、伊計島集落と宮城島が見渡せる絶景ポイントがあるようです。
スポット5 縄文時代の村落跡「仲原遺跡(なかばるいせき)」
伊計ビーチから車で約3分ほど、島の中央付近に「イチの里 仲原遺跡(なかばるいせき)」という縄文時代の村の跡があります。
ここは沖縄県内最大級の縄文時代後期の村落跡であり「竪穴式住居」が復元されています。
この場所からは土器や装飾品なども出土しており、歴史好きの方には心くすぐられる場所ですね。
観光客もほとんどいなくてとても静かなので、落ち着いて見ることができます。
スポット6 島唯一の水源だった「犬名河(インナガー)」
伊計島には、「ガー」と呼ばれる、湧き水が出る泉がいくつかあります。
その中で一番有名なのが「犬名河(インナガー)」という泉です。
犬名河は水道が普及するまでは、伊計島唯一の水源として人々の暮らしを支えてきた重要な泉。
場所は伊計島の西海岸にあります。
仲原遺跡から約400メートルほど北に向かったところに、犬名河の由来が書かれている石碑があります。
その石碑の脇に階段があって、それを降りていくとブロック塀に囲まれている犬名河があります。
しかし、この150段ほどある階段、めちゃめちゃ急で足元に注意しないとヤバいです。
小さい子供やお年寄りは特に注意を・・・。
帰り道もそうとうキツイです。
伊計島、こんな場所多いな(笑)
犬名河は通常カギがかかっていて中に入ることはできません。
私が過去に行った時は見えたんですが・・・。
鉄格子越しに中の泉が出ている様子は見えるようです。
昔はこんな急な階段をの上り下りして水汲みしていたなんて、重労働だったでしょうね・・・。
伊計島&島めぐりのまとめ
伊計島の観光ポイントとしていくつかご紹介しましたが、正直言って派手なスポットはありません。
車で行けば1周15分ほどの小さな島です。
いわゆる何もない島・・・なのかもしれませんが、ゆっくりのんびり、ありのままの景色を感じる旅もなかなかいいもんです。
さて、海中道路から車で行ける4つの島の旅。
どうでしたか?
橋を越えるごとに、海の色や景色が変化し、それぞれの島を楽しめる島めぐり。
本島から少し離れますが、2回目以降の沖縄の旅に是非足を運んでみてくださいね。
色んな感動が待ってますよ!
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