名水「垣花桶川(かきのはなヒージャー)」は身も心も癒される場所。ちょっと違った沖縄を体験しよう!


沖縄の魅力と言えば、青い空、青い海はもちろんですが、それだけではなくて本当に色々あります。

その色々な魅力的場所の一つ、今回ご紹介するのは「垣花樋川(かきのはなヒージャー)」です。

文字だけみても「何それ?」ですよね。

垣花ヒージャー(以下、桶川=ヒージャーと記します)とは、南城市玉城垣花集落の高台にある湧水で、昭和60年に環境庁の全国名水百選にも選ばれているほど、透き通ったとても綺麗な水です。

そして、垣花ヒージャーがある場所は、静寂で自然の音だけが聞こえる、まるで別世界に来たかのような場所なんです。

観光地としてはそんなにメジャーな場所ではありませんが、ちょっと違った沖縄の景色を見に行ってみませんか?^^

垣花ヒージャーにはいくつかの「カー」がある

沖縄では、井泉(井戸)のことを「カ-」とか「ガー」と呼びます。

龍の口から水が出ているのが「イナグンカー(女の川)」。
女の人が使用していたと言われています。

こちらは、「イキガンカー(男の川)」。
「イナグンカー」より大き目で、水量も多いです。

この水たまりのような池は「ンマミシガー(馬浴川)」。
水が澄んでいてとても綺麗です。

垣花ヒージャーは眺望が素晴らしい!

垣花ヒージャーは高台にあるので、風通しが良く、眺望も素晴らしいです。
青く美しい海や、神の島とされる「久高島」もここから見えます。

水の音や鳥のさえずりを聞きながら眺める景色は、とても気持ちよくて超癒し・・・。

それに木々の中にあるので、森林浴効果も抜群!

またいい感じに苔が・・・。

 

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透き通る水と苔はとても絵になりますね。

垣花ヒージャーまでのルートは3通り

垣花ヒージャーまでのルートは3通りもあります。
が、そのうち2つのルートはちょっと大変なルート。

国道331号線からのルート


「垣花桶川」で検索すると、すぐ近くに331号線が走っていますが、その331号線を知念岬方面からなら右手に、糸満方面からなら左手に看板があり、そのすぐ近くに2台分くらいの駐車スペースがあります。

そこから山の中を約200mほど行くとたどり着きます。

途中までは木々が生い茂っていて足元も悪いので注意してくださいね。

石畳の道ルート

このルートは急な坂道を100mほど下ります。

昔に集落の人たちが実際に利用していたルートであり、風情が残る道なので一番おすすめしたいルートなんですが、なんせ坂が・・・^^;
帰りの上りもまた大変で・・・。

小さい子連れや、体力に自信のない年配の方などは、このルートはかなり大変なので避けたほうがいいと思います

道の途中には、かつてこの道を行き来する人たちが休憩で座った石だという、「イーユクイイシヌヒライサー(上休み石の平石)」や「ナカユクイイシ(中休みの石)」が残っています。

昔の人たちは、重たい水や荷物を持ってこの道を行き来してたんですね・・・。
ただ歩くだけでも大変な道なのに、凄すぎます。

石畳は琉球石灰岩で出来ていてとても滑りやすいので、路面が濡れている時は特に注意してくださいね。

「仲村梁(なかんだかり)農村公園」から行くルート

こちらのルートは、道が平坦でとても楽に行けます。

垣花ヒージャーを目指さずに、カーナビなどには「仲村梁(なかんだかり)農村公園」とセットしてください。
この公園の近くには数台ですが駐車スペースもあります。

この駐車場から垣花ヒージャーへは、数分歩くだけで到着します。

この道なら小さい子連れでも、歩きに自信のない方でも行くことができるので、どんな方にもおすすめのルートです。

余談ですが、この「仲村梁(なかんだかり)農村公園」も穴場で、ここから見える景色はとても綺麗です!

まとめ

小さな空間ですが、清らかな水や緑に癒され、穏やかな時間を過ごせる場所、垣花ヒージャー。

水の音を聞きながら、ゆっくりのんびり過ごせるとっておきの場所です。

こんな場所も沖縄にはあるので、是非行ってみてくださいね。

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