ご存知の方は多いと思いますが、沖縄の伝統的な食べ物に「じゅーしー」というものがあります。
全くご存じない方は、なんだか柑橘系ぽいものを想像するかもしれませんが、違います(笑)
いわゆる沖縄版炊き込みご飯で、沖縄の伝統料理の一つなんです。
今回はその「じゅーしー」についてのご紹介です^^
「じゅーしー」は雑炊??
雑炊??どこが?と思う方多いと思います。
私もじゅーしーは、沖縄そば屋さんやコンビニでおにぎりとしても売られている、あの普通の固さのご飯と思ってましたから^^
実はじゅーしーは2種類ある
じゅーしーは2種類あって、普通の固さのご飯を「くふぁじゅーしー」、雑炊のように軟らかいものを「やふぁらじゅーしー」または「ぼろぼろじゅーしー」と呼びます。
記事冒頭の写真は「くふぁじゅーしー」ですね。
これが「やふぁらじゅーしー」
フーチバー(よもぎ)が入っているじゅーしーですね。
一般的なじゅーしーは、「くふぁじゅーしー」を指すことが多いので、雑炊というイメージがないんですね。
じゅーしーは、沖縄の家庭では、冬至には無病息災を願って食べたり、法事や祝い事などにもかかせないものとなっています。
また、沖縄そばとセットで食べたり、毎月14日は「じゅーしーの日」としている売り出しているスーパーなどもあり、沖縄では日常的に食べられているんですね。
本土で一般的に食べられている炊き込みご飯とどう違う?
沖縄で一般的に食べられている「くふぁじゅーしー」(以下じゅーしー)、本土の一般的な炊き込みご飯との違いはなんでしょう。
本土の炊き込みご飯はどちらかというと、あっさり系です。
炊き込みご飯の基本的な具材は
などですね。
あとは地方や各家庭によって色々な具材が使われているようです。
私は子供のころあまり好きではなくて、炊き込みご飯が出るとテンション下がってましたね(笑)
だって味がないし、炊き込みご飯に野菜などが入っているせいか、炊き込みご飯の日のおかずはしょぼかった覚えが・・・(笑)
じゅーしーは本土の混ぜご飯に比べると、こってりとしています。
じゅーしーに使われる材料は、本土の炊き込みご飯と同じようなものも使われていますが、最大の違いとしては、
・豚肉が使われていること
・豚のゆで汁を使っていること
・ラードやマーガリンを入れること
でしょうか。
じゅーしーも地方や各家庭などによって違いはありますが、本土の混ぜご飯よりこってりとしているのは上記の材料が入っているからですね。
沖縄に行かなくてもじゅーしー食べれます
じゅーしーは簡単な料理なので、各家庭で手軽に作れますが、「じゅーしーの素」も今は色々売られています。
よく見かけるのはこれではないでしょうか。
何度か食べたことありますが、素の中では一番食べやすく美味しいと感じます。
初めてじゅーしー体験をするなら、こちらがおすすめです。
こちらは、上記のオキハムの素に比べると、具が少なめで味も濃い目でしたね。
こちらはレンジでチン♪ですぐ食べられるじゅーしー。
でも正直・・・やはりレトルトの味という感じです。
手軽に今すぐ食べたい!という時はいいかもです。
こちら私のおすすめ
こちらもオキハムの商品ですが、イカ墨入りしゅーしー。
イカの良い香りがします。
ニンニクもけっこう効いていて、美味しかったです。
今気づきましたが、商品名が「じゅーしー」ではなく「じゅーしぃー」という表記ですね。
もしかしたら「じゅーしぃー」が正式なんでしょうか^^;
どなたかご存知でしたら教えてください(笑)
まとめ
沖縄のソウルフード、じゅーしーは、沖縄の人にはとっては身近でよく食べられている家庭料理です。
お店、地域によって、色々なじゅーしーがあります。
沖縄そば屋さん、コンビニ、スーパーなどで自分のお気に入りのじゅーしーの味を見つけてみてくださいね!
また、沖縄へ行く予定のない方も、今はネットショッピングで手軽に素は購入できるので是非試してみてくださいね~!
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