沖縄観光ツアーの行程にほぼはいっている観光スポット、「万座毛(まんざもう)」
沖縄旅行経験者は、行ったことのある人も多いのではないでしょうか。
沖縄の西海岸には、岬などの絶景ポイントが点在しているのですが、その中でもダントツ有名な絶景ポイントです。
また、サンセットスポットとしても有名で、昼間とは全く違った雰囲気を楽しめます。
今回はそんな万座毛の楽しみ方や絶景ポイント、そして実はあまり知られていない万座毛の本当の意味をご紹介します。
目次
意外に知られていない万座毛の意味
いや、間違ってはないです。万座毛で検索したらほぼこの画像でてきますから^^;
ただ「万座毛」の由来が、この断崖のことではないんです。
万座毛には遊歩道沿いに、写真のような広々とした芝生(原っぱ)が一面に広がっています。
この原っぱをみて、琉球国王時代、尚敬王(しょうけいおう)という国王が「万人を座するに足る毛」評したのが由来だそうです。
「毛」とは方言で「原っぱ」という意味。
つまり「万人が座れるくらい広い原っぱ」という意味になります。
確かに広い原っぱだけど・・・1万人も座れるかなぁ・・・。
そんな万座毛の由来となっているこの原っぱ、観光客のほとんどの方が素通り・・・というか気にも留めません。
万座毛の3つの絶景ポイント
①「像の鼻」がみえるポイント
改めて書く必要もないくらいですが、やはりここが一番の絶景ポイントです。
真下の海は透明度抜群でサンゴ礁も見えます。
天気や海の状態にもよりますが、目を凝らすと綺麗な魚が泳いでいるのも見えるくらいです。
そしてここが一番の人気のフォトスポットになるので、一番観光客が多く集まっている場所です。
②自然にできた岩のトンネル
「像の鼻」から少し歩いていくと、岩のトンネルを見ることができます。
これは波の浸食によって、長い年月をかけてできた、自然のトンネルです。
③「トベラ岩(夫婦岩)」が見えるポイント
「像の鼻」「岩のトンネル」と進んでいくと、2つの岩がしめ縄で結ばれた「トベラ岩(夫婦岩)」が見えます。上記写真右奥にある岩です。
トベラ岩は昔、村を訪れる神様の休憩場所か、神船のとも綱のつなぎ場所、いわゆる聖地として考えられていたと言われる場所なんです。
夫婦岩というのは日本全国にいくつかありますね。
ちなみにトベラ岩という理由は、この岩の上にトベラという植物が生えているからと聞いたことがあります。
お土産やさんがレトロで素敵
駐車場の両側に、沖縄らしい土産物を売る店がずらりと並んでいます。
この投稿をInstagramで見る
なんだかちょっと怪しく古めかしいような売店なのですが、ムームー(南国で着るドレスみたいなの)やTシャツ、下記のような沖縄土産がずらり。
買うのを迷っていたら、お店のおばちゃん、おまけをつけてくれたり、まけてくれたり。
商売上手のアンマー(お母ちゃん)らがいっぱいです(笑)
見てるだけでも楽しいので、お土産屋さん是非寄ってみてください^^
その辺の道の駅などで売られているより、ずっとお値打ちに買えるものもありますよ。
万座毛へのアクセス、所要時間などは・・・
①万座毛へのアクセス
至る所に「万座毛」の看板も出ているので迷うことはないと思います。
駐車場があまり広くない(40台ほどしか駐車できない)ので、満車になることが多いです。
駐車待ちの列ができますし、大型観光バスなども多いため、場所によってはとても駐車しにくいので注意してください。
駐車料金は無料です。
②所要時間
まとめ
定番中の定番である「万座毛」ですが、所要時間もかからないので、他の目的地へ行きがてらにも立ち寄れます。
また、夕方お天気が良ければ、素晴らしいサンセットも見れますので、観光地からの帰り道にも是非行ってみてくださいね。
現在、万座毛は大リニューアルの工事を行っています。
工事により駐車場が遠くなり、雰囲気はよくないですが万座毛の「像の鼻」は見られます。
万座毛は、長年の駐車場不足や施設の老朽化、最近の観光地と比べると魅力が少ないのが理由なのか、観光客の数は年々減っているようです。
大リニューアル後の万座毛は、300台の大型駐車場ができ、食事処や売店なども充実した大型商業施設になるようです。
今まで知っている万座毛が様変わりするようで、なんとも複雑な気持ちではありますが、新しい万座毛に行ったらまた記事にします^^
コメントを残す