沖縄県下最大イベント「那覇大綱挽まつり 2019」を楽しもう!!

那覇大綱挽きまつり


那覇市では、毎年10月の体育の日を含む3日間に「那覇大綱挽(なはおおづなひき)まつり」という大きなイベントが行われています。

このまつり、琉球王朝時代から続いている歴史と伝統のあるまつりなんですが、全長200メートルの綱を1万人以上で引き合うという、沖縄最大規模のすごい行事なんです。

その巨大なわら綱は、ギネス認定も受けていて、毎年大勢の人が「世界一の綱挽」を見るため、参加するために訪れていてます。

もちろん沖縄県外の方も参加できるので、毎年県外、国外からも大勢参加してかなり盛り上がっています。

そんな、最大規模のおまつりである「那覇大綱挽まつり2019」を今回はご紹介しますね!

2019年の那覇大綱挽まつり

2019年で49回目を迎える那覇大綱挽まつり。

団結して綱を挽き、一年の繁栄と平和を祈ります。

2019年は10月12日(土)~10月14日(月)の3日間となっていて、メインの大綱挽が行われるのは、13日の日曜日です。

では、まつりの内容を確認していきましょう。

まつり初日:10月12日(土)

「市民演芸・民俗伝統芸能パレード」

開催場所:国際通り(蔡温橋からパレードスタート)
開催時間:13時45分頃~18時30分

沖縄の伝統芸能や、子供たちによる鼓笛隊、空手、フランダンス、各地方のミスや、キャンペーンレディーなどがパレードを行います。

2015年、2017年の那覇大綱挽まつりでは、このパレードに「東京ディズニーパレード」も参加とあって、ものすごい人でした。

こちらで2017年のパレードの様子が見られます。


パレードは、「蔡温橋(さいおんばし)」あたりからスタートし、市役所方面に向かって行われ、「ぱれっとくもじ」あたりまで行われます。

まつり2日目:10月13日(日)

「旗頭行列(うふんなすねーい)」

那覇大綱挽き
開催場所:国際通り

開催時間:11時半~14時頃

旗頭行列の「旗頭(はたがしら)」とは、村の繁栄を込めて住民たちが作る旗で、集落の象徴とされています。

地域ごとに形はさまざまで、デザインも色々です。

行事や祝い事、祭事などに披露され、その姿は力強く見ごたえありです。

メインの大綱挽も見所の一つですが、旗頭行列も見逃せません。

旗頭行列は「てんぶす館」前から県庁方面へ向かい、「沖縄ツーリスト」前まで行列が続きます。

その後、メインイベントである「那覇大綱挽」が久茂地(くもじ)交差点で行われます。

「那覇大綱挽」

那覇大綱挽き

©OCVB

開催場所:国道58号線 久茂地(くもじ)交差点
開催時間:14時半~17時頃

綱の長さが200メートル、重さ43トン、綱の直径が1.58メートル。
超巨大な綱です。
那覇大綱挽き

毎年参加人数が約28万人で、綱の引き手は約1.5万人~2万人が参加します。

外国人の参加が多いのも特徴で、アメリカ人(米軍の方)が約8割だとか。
なんだか異国に来た気分になります。

大綱挽は挨拶や準備などが前にあり、実際に綱引きが始まるのは16時頃からです。

綱引きは基本的には誰でも参加できますが、直径1メートル越えの綱は持つことさえできません。

なので、大綱には小さい綱がたくさんついていて、実際はそれを引く感じです。

綱挽き終了後は、この綱を切り分けてくれるので、縁起物として持ち帰ります。

沖縄の人は玄関などに飾って、一年間の家族みんなの安全や健康を願うそうです。

それにしても毎年半端ない人で、こんなんです。

那覇大綱挽き

©OCVB

実をいうと私は見学したことはありますが、綱引きしたことはないんです。

正確に言うと、するつもりで現地に行ったんですが、綱を持つスペースの奪い合いに負けました(笑)

とにかく人が多くて熱気もすごいので、人込みが苦手な人は綱引きは無理だと思います。

綱を引くと決めたら、本綱のすぐ近くに場所を確保しないと参加は厳しいかも。
遠慮していたらできません!(笑)

赤ちゃんや小さいお子さん、体力に自信のない方は危険なので、離れて見学だけにしておいたほうが無難です。

盛り上がっていて雰囲気はとても良いですよ。

もし綱に触れなくても、綱挽が終わった後は本綱を切り取ってもらえますので大丈夫です^^

なので綱は触れれなくても、まつりの雰囲気を楽しんでみるのもおすすめです。

那覇大綱挽き

©OCVB

勝負がつくのに約30分、サイレンが鳴って綱挽が終了したあとは、参加者みんなでカチャーシーを踊ります。

まつり初日~3日目:10月12日(土)~10月14日(月)

「RBC市民フェスティバル」「オリオンビアパラダイス」

 

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開催場所:奥武山総合運動公園
開催時間:11時~21時

まつりの期間3日間を通して、奥武山総合運動公園にて「RBC市民フェスティバル」と「オリオンビアパラダイス」が開催されます。

2018年は台風のため中止となってしまい、屋台も花火も行われませんでしたので、待ちに待っていた方もいるかもしれませんね。

「RBC市民フェスティバル」はRBC(琉球放送)が主管で、たくさんの屋台やライブ、カラオケ大会、移動式遊園地、花火などが開催されます。

「オリオンビアパラダイス」は、沖縄を代表するビール、オリオンビールが行うビアフェスティバルです。

こちらの会場は、子供も喜びそうなイベントもあり、家族みんなで楽しめると思います。

まつりの期間中(3日間)通して行われますが、多くの方は綱引きが終わった後に、こちらのイベントに行く流れになっているようです。

綱引き後は多くの人が会場に押し寄せますので、もしこちらのイベント目的であれば、早めに会場(奥武山公園)に入る事をおすすめします!

沖縄ならではの名物が屋台で味わえますし、沖縄バンドの演奏を聴きながら飲むオリオンビールも最高です!
毎日イベントのフィナーレは打ち上げ花火があがります。

花火は20時頃から、10分程度の花火ですがそれなりに楽しめますよ!

あと、注意事項としてですが、オリオンビアパラダイスは入場する際に年齢確認が行われます。

成人の方には成人識別のリストバンドをつけてもらいます。
これがないと、酒類を購入することができません。

 

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未成年の方は保護者との入場は可能です。

ビール飲みたいっ!という方は証明書を忘れないようにしてくださいね。

綱挽が行われた「久茂地交差点」から会場の「奥武山総合公園」のルートです。



奥武山公園へはゆいレール「奥武山公園駅」で下車しますが、綱挽の後に歩いていく人もけっこういます。

久茂地交差点から奥武山運動公園までは約2キロくらい、大人の足で30分以内で行けますので、歩けない距離ではないです。

駅も混雑しているので、私が参加した時は歩いていきました。
歩いてきたあとのビールは格別でした^^

まつり中の交通規制や駐車場などは?

まつり初日は国際通りが、2日目は国際通りと国道58号線(松山交差点~泉崎交差点まで)に交通規制が入ります。

車で来られる方は、まつり用の駐車場は用意されていないので、近くのコインパーキングを利用しましょう。

会場に比較的近くて駐車しやすいのは「那覇市役所の駐車場」や「那覇ふ頭明治橋駐車場」です。

でも駐車場はほぼ満車になるので、早めに行って駐車しましょう。

<那覇市役所の駐車場>

<那覇ふ頭明治橋駐車場>


駐車場がないからといって路駐は止めましょう。
すぐに取り締まられますよ。

一番良いのはモノレール(ゆいレール)の利用ですね。
「県庁前駅」で下車して、徒歩5分ほどで久茂地(くもじ)交差点です。

まとめ

那覇大綱挽き
毎年10月に行われている「那覇大綱挽まつり」についてご紹介しました。

沖縄の伝統ある大迫力の大綱挽、沖縄最大規模の行事を是非体験してみてくださいね!

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