道路が歌う?沖縄名護にある「メロディーロード」

メロディーロード


メロディーロードってご存知ですか?

道路に複数の溝が刻まれていて、その道路を一定の速度で通ると、車両走行時のタイヤの振動でメロディーが聞こえる道路です。

走行することによって曲を鳴らそうなんて、考えた人すごいですね。

日本国内にいくつか、このメロディーロードがあるようですが、沖縄の名護市にもメロディーロードがあるんですよ。

沖縄でメロディーロードがあるのは今のところここだけで、多くは北海道にあるようですね。

今回は名護市のメロディーロードのご紹介です^^

メロディーロードの場所は?


沖縄県名護市二見の国道331号線(旧道)です。

この道路を北(国頭方面)に向かう時、メロディーが聞けます。

ちなみに、南(宜野座方面)へ車を走らせてもメロディーは聞けません。
片側だけなんですね。

メロディーロードのスタート地点には、ちゃんと標識もあって、ここがメロディーロード起点だということがわかります。

メロディーロード
聞ける曲は「二見情話」という沖縄民謡。

全然知らない曲ですが、約340メートルの区間を約30秒間、曲が流れます。

走れば聞けるってものじゃない?

よし!早速メロディーを聞いてみよう!と、通過したんですが・・・
あれ?聞こえない?

「ウォンウォン」という音がしたような気がしただけで、曲じゃない?

実は、あまりスピードをあげて通過すると聞くことができません。
40〜45キロくらいの、のんびり走行時に聞くことができるようです。

さらに聞きやすいようにと、最初は窓を開けて走ったんですが、逆に聞きにくく・・・。

車の窓は閉めて走行したほうが聞きやすいようです。

よし!ではまた戻って、窓を閉めて速度を40キロくらいにして・・・走行して見ました。

「♪〜〜♪〜〜♪〜~~~~」

おお!聞こえる聞こえる!
ちゃんと歌も聞こえます!

でもなんかちょっと歌声が怖い~!(すみません)

で、この曲、スマホで録音してみたんですが、うまく録音できてなくて・・・orz

でも、しっかり曲がわかる動画がありました(笑)

これを観て(聞いて)頂ければ、どんな感じかわかります。

知らずに通るとちょっと怖いかも・・・

ちょっと怖い
動画を観て頂いた方は、お分かりになると思いますが、メロディーがすご~~~く低音でちょい不気味・・・(笑)

実際知らずに通過すると、

「ちょっと今変な声しなかった!?」
「怖い~~~!!」

と、なることが多いようです。

別にこの二見のメロディーロードに限ったことではなく、メロディーロードで奏でる音は、タイヤと道路の摩擦音なので、どこでも不気味な感じに聞こえるようですね^^;

メロディーロードを造る理由は?

事故
全国にいくつかあるメロディーロード。

メロディーロードを造ることによって、速度抑制や居眠り防止、観光地のアピールなどを目的としているようです。

ここも以前は、メロディーロード終点の先にある交差点で事故が多かったようですが、メロディーロードが出来てから事故が減ったそうです。

また、二見地区はちょっと寂しい過疎の場所ですが、ここを訪れる観光客も増え、少し明るくなったのだとか。

色々効果があるんですね~。

まとめ

メロディーロード
このメロディーロードは2012年にできたそうです。

何度も沖縄に行っていますが、沖縄にメロディーロードがあることを初めて知りました。

短いですが、なかなか楽しい体験でした。

道路にはあまり見ることのない、音符の表示や標識なども見られますので、お近くに行った際は、是非体験してみてくださいね。

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